[転職初心者の保育士必見!!]保育士の転職活動の流れ

転職

2021年8月3日 掲載


保育士転職の流れ

step.1 転職の目的を明確にする

転職を成功させるためには、「なぜ転職したいのか」という転職の目的をはっきりとさせることが重要です。

転職を考える理由は、細かくみると多くの理由が挙げれられますが、以下の2ステップで考えると自分が転職に求めているものが明確になります。

  1. 「給与・人間関係・園の教育方針・休日日数・その他」の5つのカテゴリーに分類
  2. 5つのカテゴリーの優先度を決める

step. 2 求人情報を探す

求人情報を探す方法は主に、ハローワーク・求人サイト・転職エージェントの3つがあります。

それぞれ、メリット・デメリットがあるので自分にあった方法を選びましょう。

ハローワークの活用

ハローワークとは、国によって運営されている職業事業紹介所のことで、全国各地に窓口が設けられています。

では、ハローワーク利用のメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

ハローワークは各都道府県に20窓口程度あり、ハローワークごとにその地域に近い職場の求人情報を持っているため、自宅から通勤時間が短い保育施設を探している人にはとても役に立つ方法です。

また、ハローワークは手数料や登録料などが一切かからず、無料で求人情報提供をしてくれるのもメリットといえます。

一方デメリットは、求職情報をえるには窓口まで出向く必要があり、営業時間が平日10:00-18:00のため

働きながらハローワークに行くのは難しいといえます。

そして、給与や勤務時間などが記載されている求職票には写真がないため、保育施設の雰囲気や環境についてわかりづらいというデメリットもあります。

求人サイトの活用

求人サイトとは、インターネット上で求人情報を獲得できる媒体で、人材会社などの民間企業が運営しているものです。

では、求人サイト利用のメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

求人サイトは、時間・場所を問わずに求人情報を得られるのが一番のメリットであるといえます。

長時間働いている保育士にとっては、休憩の合間や帰宅後にサクッと集められるのがとても重要となります。

また、求人サイトに掲載されている求人情報は、労働時間や環境など一定の審査にクリアしたものになっているため、安心して求人情報を集められます。

一方、求人サイトの求人情報は保育施設側が主張したいおすすめポイントしか載ってることが多く、

実際に転職してみたら、「こんな条件掲載されていなかったのに!?」とギャップが生まれることが少なくありません。

また、求人サイトの全ての求人情報を閲覧するには「個人情報の登録」が必要となるため、登録したメールアドレスに、毎日おすすめ求人情報などのメールが届くことがあります。

転職エージェントの活用


 転職エージェントは、人材紹介サービスの一つでキャリアアドバイザーが転職者にぴったりの求人情報を提供するサービスです。

では、転職エージェント利用のメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

「専任の担当者(キャリアアドバイザー)がつく」というのは一番のメリットであります。

キャリアアドバイザーを通じて、近年の保育業界の動向や気になる質問などを気軽に聞くことができます。

保育園見学の申し込みや保育園への面談などもアドバイザーが保育施設と連絡して調整してくれるため、転職前に疑問点をなくすことが期待できます。

一方、担当者(キャリアアドバイザー)との面談や連絡が頻繁におこなわれる傾向があるため、1人で決める時間を多くとりたい!という人には向いていないです。

また、キャリアアドバイザーが多くの求人情報を持ってきて決めかねてしまうということもあるので注意が必要です。

求人に応募する


(出典:厚生労働省 保育士の有効求人倍率の推移)

保育士の求人数は、毎年12~2月が一番多く、6月くらいに減っていく傾向があります。

そのため、2月以前から転職活動を始めることで選択肢も増えていきます。

書類提出

保育士の求人応募時に必要な書類は、「履歴書・職務経歴書」の2点です。

履歴書では学歴、職歴、保有資格、志望動機、通勤方法・時間を記入します。

職務経歴書では過去の就職先と主な仕事内容を記入します。

これらの書類作成には時間がかかるため、余裕を持った準備が必要です。

面接を受ける

面接ではどのようなことが聞かれるのだろう?と不安が付きものですが、

主に面接で聞かれる事は

①志望動機

②自己に関する質問 

③逆質問

の3つのカテゴリーです。

①志望動機

面接で100%聞かれるのが志望動機です。

園の特徴と自分の方針が似ている点・一番共感したことなども盛り込み、ぜひこの園で働きたい!という熱意を見せましょう。

質問例:

・なぜこの園を志望したのですか

・この園で成し遂げたいことは何ですか

・認定保育園のなかで、なぜこの園で働きたいのですか

②自己に関する質問

これらの質問では、あなたと保育施設がどれほどマッチしているのかという点がみられています。

そのため、保育施設が求めている人物像と自分の特性が合っているということを意識して回答しましょう。

質問例:

・長所と短所を教えてください

・今までで一番大変だったことは何ですか

・自己PRをしてください

③逆質問

逆質問の時間は自己PRタイムです。必ず質問しましょう。

ただし、保育園のHPに記載していることや、調べたら答えがわかることを聞くのは避けましょう。

質問例:

・貴園の教育方針は〇〇と拝見しましたが、具体的にどのような行事活動をしているのですか

・貴園で働く前に、勉強しておいた方がいいことはありますか

まとめ

転職活動を成功させるには、自分に合った方法で計画的に行動することが大切です。

今回紹介した、「目的の整理→求人情報取得方法の選定→求人応募」の流れで転職活動はおこなわれます。

「なぜ自分は転職したいのか」という目的意識を強く持ち、転職活動をしていきましょう。

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