保育士の職務経歴書の書き方
2021年8月31日 掲載
転職の際に履歴書と共に必要となるのが、職務経歴書ですが、初めての転職の方は特に何をどのように書いたら良いのかわからないことも多いでしょう。
具体例を用いながら、保育士の職務経歴書の書き方を説明していきます。
職務経歴書の目的
職務経歴書の目的は、「今まで経験してきた仕事から、私は〇〇ができて、貴園で役に立つ人材です。」とアピールすることです。
そもそも転職では、新卒のようなあなたのポテンシャルを評価されるのではなく、「あなたの実力」が評価されます。
そのため、履歴書のように〇〇年△月 ××保育園入職 という事実を羅列するだけでなく、具体的にどのような業務業務を担当して、どのような力をつけたのかという深掘りが必要になります。
項目別書き方
職務要約
職務要約は、今までの仕事をざっくりとまとめて伝える欄です。
そのため、「会社名・主な担当業務・アピールポイント」の3点を盛り込み3行以内に納めるように書きましょう。
職務経歴
職務経歴は、具体的にあなたが何をしてきたのか記述する欄です。
①在籍している保育園の基本情報を記入する
まず、在籍している保育園の基本情報を記入します。
主に記述する内容は、「事業内容・資本金・売上高・従業員数」の4点です。
保育園のホームページに記載されているものでカバーできる内容ですが、間違いは認められないため、保育園の園長や関係者に最新の正確な数字を確認しましょう。
②所属歴を記入する
保育士の所属歴は、主にクラス担任の経歴を記入する欄と考えて良いでしょう。
記入する際は、「担当年・担当クラス・児童数」の3点を記述するようにしましょう。
③業務内容
業務内容の欄には、今までの業務で関わったものを全て書いてよいです。
また、一番アピールしたいことから順に記述するようにしましょう。
面接の際に述べる自己PRとリンクする業務内容を一番上に書くと、あなたの主張に一貫性が生まれ、面接官に好印象を与えます。
資格・スキル
職務経歴書の資格欄も、履歴書同様に以下のポイントを押さえて記入しましょう。
スキル欄は基本的に「Word・Excel・PowerPoint」のPCスキルを記入します。
それぞれ具体的にどの操作ができるのか、またそれらを使った製作物の例を書いても良いです。
自己PR
自己PRはまず一番上に「タイトル」を記入してから書き出します。
タイトルは、アピールしたいポイントを盛り込んで10文字程度で書くようにしましょう。
文章量は、約60〜80文字で5行以内に納めるように心がけましょう。
この職務経歴書を基に面接を行うので、自己PRの細かな詳細は面接時に話せばよいので、長く書きすぎないように注意します。
まとめ
職務経歴書は、転職活動において「あなたの実力」が図られる書類です。
そのため、1番伝えたい自分の強みが伝わるように書くと、採用官に伝わります。
これまでのポイントを踏まえてあなたらしさ溢れる職務経歴書を作成しましょう。